宮司よりひとこと

全ては結ばれ繋がっている

  • 宮司 (中東 弘)
  • (宮司) 中東 弘

『古事記』の冒頭には、「天地あめつちの初めの時、高天の原に成りませる神のみな天之あめの御中主みなかぬしのかみ、次にたか御産みむびのかみ、次に神産かみむびのかみ」と、造化ぞうか三神さんじんが出てまいります。最初に宇宙の根元神、次に物事を結ぶ神様が現れました。この世は結びと調和によって物事が成り立っています。結ばれることによって命が生れ、新しい働きが現れるので「むす」とも書きます。紐を結ぶことによって違った働きが生れ、人と人とのご縁が結ばれることによって、新しい変化が現れます。湯川秀樹博士は、目に見えない原子と原子が結ばれて物が生れるが、これを結ぶためには何かそこに働きがあると考え、中間子〈素粒子〉を発見して、日本人最初のノーベル賞を受賞されました。我々の祖先は、素粒子の代わりに、これを「結びの神」と名付けて称えてきた、この感性の高さに脱帽させられます。

「国譲り神話」で、天つ神が顕界の政事まつりごとを、国つ神の大国主神が幽界の神事かみごとを分担しました。目に見えない不思議なご縁は神事として、大国様が差配されるところから、縁結びの神と称えられてきました。人生はご縁によって吉凶が大きく変わってまいります。このご縁というものは、自分の努力もさることながら、目に見えない神様ご先祖様に導かれている、ということが長い人生を重ねると、わかってまいります。この世は網目のように、全てが結ばれ繋がっているのです。「袖すり合うも他生の縁」の諺があるように、この世だけではなく、前世の関わりも大きく影響しています。それ故に神様ご先祖様に感謝の手を合わせる、敬神崇祖の心が大切なのです。スマホだけに囚われていたら、大事なことを見失ってしまうかもしれません。

【更新日】平成31年4月2日

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