宮司よりひとこと

東高野街道

  • 宮司 (中東 弘)
  • (宮司) 中東 弘

京都から高野山への参詣道として東高野街道があります。太古、大阪平野は河内の海が広がり、鯨が潮を吹いて泳いでいました。やがて干上がり、河内湖、湖沼、湿地帯へと変遷します。海抜10mのこの道は、湿地帯を避けて、京都と高野山を結ぶ生駒、葛城、金剛の山麓を通る主要街道で、中世、熊野詣でや高野山参りとして、盛んに利用されていました。

生駒山麓に鎮座する枚岡神社は、神武東征の砌にお祀りされた建国以前の古社です。北に進むと弥生町があり、西暦200年頃、神功皇后が朝鮮へ遠征し、見たこともない鉄の鍬や牛馬をこの地に運んできました。牛馬がここから全国に広がっていった地でもあります。さらに北に進むと日下町があります。カンヤマトイワレビコ(後の神武天皇)が白肩の津(草香の入江)から上陸し、ナガスネヒコと戦った所です。「草香(くさか)」という土地の名前を「日下」とも書くのは何故でしょうか。生駒の西側は急斜面で、お日さんが山から出ると、そのすぐ下に住んで居るところからでしょう。雄略天皇が約束を忘れた為に、赤猪子が「くさか江の入江の蓮 花蓮 みのさかりびと ともしきろかも」と詠った蓮は、日下から分離した善根寺町の原始蓮として名高く、重要文化財に指定されています。善根寺町は春日大社創建に際して、枚岡の神さまと共に奈良に行き、御殿の造営が終わって戻って来た人たちが住み着いた所で、天下の安岡正篤大人の生家があります。その北が大東市で、中垣内、寺川、北条、野崎を経て、四条畷神社が鎮座しています。枚岡から四条畷まで約8キロの道のりは、東高野街道のごく一部です。途中、昔の面影が残った所もあり、古い歴史と文化が山のようにあることが、歩いて初めて実感したのです。

【更新日】平成31年1月31日

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