宮司よりひとこと

柏槙が取り持つご縁

  • 宮司 (中東 弘)
  • (宮司) 中東 弘

枚岡神社の神前には幹回り6,5mの柏槙(びゃくしん)があります。カンヤマトイワレビコノミコト(後の神武天皇)が日本の平国(建国)を祈念して、枚岡山の山頂、神津嶽に天児屋根命をお祀りした際に、柏槙をお手植えされました。白雉元年(650)に麓に御殿を建てた際、この柏槙の枝を神前に挿し木した、と伝えられています。かつてこの柏槙は樹高が20余mあり、当社の歴史を物語るご神木として、氏子の人々から信仰され、親しまれてきました。昭和13年には大阪府の天然記念物に指定されましたが、昭和36年の第2室戸台風の被害にあって、今は地上3mの幹しか残っていない状態で、真に残念な限りです。

佐賀市諸富町の新北神社に、徐福がお手植えされたといわれる、樹齢2200年の立派なご神木の柏槙があります。徐福は中国の『史記』によると、「秦の始皇帝から不老不死の仙薬を持ち帰るよう命じられ、童男童女三千 五穀の種 百工(技術者)を連れ、蓬莱の国を目指した」とあります。蓬莱の国とは日本のこと。佐賀県の有明海にやって来て、水稲をはじめ弥生の新しい文化を広められました。今から2200年前の話です。40余年前に吉野ケ里遺跡が発掘され、膨大な弥生遺跡が見つかりました。これが徐福の年代と合致し、彼が残した文化だろう、と話題になりました。

徐福伝説は全国20余箇所にあり、徐福が日本の文化に大きく貢献されたことが伺われます。この徐福お手植えの柏槙を、実生から大事に育てた苗を、枚岡神社に献木、という話が持ち上がっています。神武東征と建国。水稲をはじめ弥生の文化を広めた徐福。柏槙の奉納を通じて古代のロマンが大きく膨らんでいます。

【更新日】平成29年10月6日

ページの先頭へ


  • 御由緒
  • 宮司よりひとこと
  • 神事・祭典
  • 境内のご案内
  • 御祈祷
  • 交通アクセス
  • 宝物
  • 日記(ブログ)
  • 結婚式案内
  • 神事・祭典
次の行事
  • 崇敬会のご案内
  • ひらおかの森を守る会
  • 御本殿創建一三七〇年記念 枚岡神社平成の大造営事業 ご奉賛のお願い
  • 「お笑い神事」Youtubeでご覧いただけます。
  • 「お笑い神事」Youtubeでご覧いただけます。
  • 七五三まいりのご案内
  • 秋郷祭
  • 枚岡感謝奉納祭
  • 夏越大祓(なごしおおはらえ)
  • 巫女体験のご案内
  • ラジオ体操のおすすめ
  • 断食研修会
  • 禊研修会
  • 枚岡神社instagram
  • 枚岡神社facebook